レンズの奥
22歳の頃カメラを買って写真を撮り始めた。
SNSのカメラサークルにも入ってオフ会にも何度も足を運んだ。
夢中になってシャッターを切る時間が好きだった。
だけど、自分が撮った作品を誰かに見せるということがとても苦手だった。
とても恥ずかしくて
全然いい写真が撮れなくて
レンズの奥の駄目な自分を見られているようで
本当はもっと表現したい、私ってこうなんだよって発信したい。
自分らしさを、だめだめな自分でもいいから。
表現したい気持ちはきっと昔からあったんだ。
小さい頃から絵を描くことが好きだった。
あとは積み木と乗り物の絵本眺めるのとキノコ図鑑みるのと創作ダンスと歌(笑)
基本的に1人の世界の中に居ることが好きだったのかもしれない。
絵は、よく祖母が褒めてくれたな、とても嬉しかった。
両親は怒ってばかりだったから。
今わたしがこうやって生きていられるのは祖母が味方で居てくれたおかげなんじゃないかと思う。
本当に感謝しかない。
時々賞はとっていたくらいで別に特別絵が上手いわけではなかった。
小学生まではたくさん描いていたのに、中学生にあがってから描かなくなってしまった。
いや、描けなくなってしまった。
それ以降、そのまま。
時々描いてみようと思うのだけど、うまく描けないからって諦めてしまう。
とても悲しいことだ。
わたし、だめっていう気持ちが年々積み重なって行っているような気がするよ。
そのうちお空に届くのだろうか。
今日は七夕
本当は星空の写真撮りたかったけれどあいにくの雨模様
イベントごと大好きなんだ、だから何か面白いこと出来たらいいなと思う